こちらの記事ではwhile文を利用して繰り返し処理を行うための書き方を学んでいきます。


こちらの記事ではfor文を学習した前提で話すので、for文ってなに?という方は下のリンクから確認しておきましょう。
for文とwhile文の違い
まずはfor文とwhile文の違いから説明します。for文はこのような形で指定した回数や配列が完了するまで処理を継続する方法です。
name = ["田中", "佐藤", "小林"]
# 実行結果:田中 佐藤 小林
for temp in name:
print(temp)
続けてwhile文は条件を指定して、条件がFalseになった時点で抜けます。
以下例では5行目の最初はnumが1なので10より小さい→繰り返し構文の中に入ります。
この時点で条件がFalseになる場合、一度も繰り返し処理が実行されずに処理を抜けます。
# 初期値としてTrueを格納
num = 1
# flagがTrueの間は処理を継続する
while num < 10:
print(num)
num = num + 1



while文の使い道は?


理由としては使い方を間違えると無限ループに入ってしまうからですね
while文の良いところとしては回数の指定がない点にあります。
つまり特定の処理が終わるのを待つなど、何回ループするか分からない場合に使うことが出来ます。
ちなみにwhile文もfor文と同じように、breakやcontinueを利用することが可能です。
rst = False
# Falseの間はループを続ける
while rst == False:
~特定の処理が成功するとrstにTrueを入れる~
ちなみにwhile文もelse処理がありますが、for文の記事でも話した通り、覚えなくても支障がないので大丈夫です。
python入門~for文による繰り返し処理の使い方 まとめ
今回はfor文と比較をしたwhile文の使い方について紹介しました。
for文とwhile文は同じ繰り返し文ですが、使い方が異なるため、場面に適した使い方をするようにしましょう。
基本はfor文、for文で書きづらかったwhile文を思い出してみる程度の位置づけで大丈夫です。


という意味で簡単にしてみました!
次の記事では先日の記事で紹介した関数について、自分で関数を定義して利用する方法を紹介していきます。